シニアのための不動産投資 >> 投資と投機の違い

投資と投機の違い

「投資」と「投機」という言葉がありますがこのふたつはどう違うのでしょうか?

よく「投資=資産運用」、「投機=バクチ」という様に説明して投機を毛嫌いする人がいます。

識者と言われる方たちにもその様な事を言う人がいますがそれは間違いですね。

投資と投機の違いはお金を何らかの投資対象に変えて、それを再びお金として回収するまでの「時間」が違うだけで、根幹は同じものです。

例えば同じ銘柄の株式を購入する場合でも、1~2週間で売却して利益を得ればそれは投機ですが、予想に反して株価が値下がりして売るに売れなくなり、1~5年間持ち越してしまえばそれは結果的には
投資になります。

そもそも投資対象が何であっても投資には必ず投機的な要素がありますね。

本来はスパンが長いはずの不動産に対する投資でも、バブルと言われた時代にはその日の内に転売する「土地転がし」と言われる取引もありました。

誰だって自分が投資したお金は早く利益をプラスして回収したいのですから、人はチャンスさえあれば何時でも「投資家」から「投機家」に早変わりします。

投資はある意味一攫千金の投機的な要素があるから、マーケットに多くの人を引き付けるのです。

人は誰しも心の中ではある日3億円の宝くじに当る事を願っています。

人は基本的に「額に汗」をせずにお金を手に入れる事は大好きなのです。

投資に投機の要素が全く無くなったら多分あらゆるマーケットは、不動産も含めて取引高が大幅に縮小してしまうでしょうね。

ですから投資と投機の違いを議論する事はあまり意味が無く、ましてや「投資=資産運用」、「投機=バクチ」などと分類出来るものではありません。

要するに投資の目的は資産を有利に運用する事に尽きるのですから、例えば長期的に家賃収入を得る目的で建設したワンルームマンションを、どこかの投資ファンドが建設費の2倍で買い取ってくれるというなら、直ちに売却してしまっても良いわけです。

それを他人が不動産投機だと非難しても、そんなものはただのやっかみとして無視すれば良いのです。

投資というのは利益を得たものが勝ちの世界で、損をしたものは「敗軍の将」ですから「兵を語る」資格はありません。