マンションの共同投資
マンションの共同投資というのは自分1人で資金を出して、マンションなどの賃貸住宅を経営するのではなく、複数の出資者が資金を出し合ってマンションを経営する事を言いますが、このマンションの共同投資は大きく分けて2種類あります。
ひとつは親族や友人知人など比較的少数の人で土地や資金を提供し合い、その出資額に応じて持分を決めてリターンを分け合うものです。
単純な例では父親が死んだ後3人の兄弟が同じ土地を各1/3ずつ相続している様な場合、土地の面積が相当に広ければそれぞれが1/3ずつ勝手に土地活用する事も出来ますが、土地の面積が狭い場合三分割したら狭過ぎて何も活用出来なくなるケースがありますね。
その様な場合に兄弟3人が互いに自分の土地を提供し、資金も等分に出し合ってそこにマンションなどを建設し、家賃収入も等分に分け合うというマンションの共同投資です。
この方法によるマンションの共同投資は、都心の一等地などで大型オフィスビルを建設する時に、地主が土地を提供し合ってその出資額に応じて家賃収入の還元を受けるのと同じ考えです。
この共同投資のメリットは投資物件が明確ですから、そこからの収益も明確な事です。
デメリットはとにかく出資者間の調整が面倒という事に尽きます。
このタイプの共同投資の場合は投資をする人は少数ですので、共同投資といっても各自が相当な額の投資をする必要がありますね。
それに対して一口100万円程度の小額から、マンションの共同投資をする方法があります。
それは不動産会社などが発起人となって行う「不動産特定共同事業」に出資者として参加するという方法です。
この不動産特定共同事業というのはある不動産事業に対して、不動産会社が証券会社を通さずに直接出資を募る事が出来るところに特徴があります。
ですから当然の事ですが出資者を募る不動産会社の信用というものが、出資の可否を決める基準になりますね。
ただこの不動産特定共同事業というのは法律によって出資者の保護が定められていますので、出資のリスクはかなり低くなります。
「皆で大家さん」というのがこの不動産特定共同事業のキャッチフレーズですが、この言葉が事業の内容をよく現していると思います。