若者とシニアの投資の違い
シニアは若者に対してプラスのハンディとマイナスのハンディを持っています。
プラスのハンディというのは、まずシニアは一般的に若者よりも「お金を持っている」という事ですね。
シニアは長年の間に築き上げた不動産や預貯金という様な資産をもっていますが、この「お金を持っている」というのはあらゆる投資で大きなプラスになります。
又、シニアは若者に比べて世間を広く知っていますので、様々な投資の判断力があります。
その為、シニアは若者に比べて決断には時間が掛かりますが、その代わり投資に失敗する事は少なくなります。
シニアと若者を比較する場合マイナスになるのは「時間」です。
若者は仮に投資に失敗しても後日それを巻き返す時間がありますが、シニアの場合は投資に失敗すればそれを挽回する時間が残されていません。
その為、どうしてもシニアの投資姿勢は慎重になりますので、損をする事が少なくなる反面、大きく投資の成果を得る事も少なくなります。
時々20代、30代で短期間に大きな投資利益を上げた人が話題になりますが、この様な人の投資スタイルを見ると、唯一の財産だった車を売って得た資金や、中には消費者金融から借りた資金までも、株式の信用取引やFX、商品取引などのリスクが高い投資に投入して、それが運良く成功したという様な話が少なくありません。
最初からある程度のまとまった資金を持って投資を始めた人などほとんど無く、皆さんいわゆる「いちかばちか」の勝負をしています。
これは投資に失敗しても「その時はやり直しが出来る」と思っているから出来る事で、50代のシニアにはなかなか出来る事ではありませんね。
この様にシニアはある程度の資産を持ち豊富な経験もありますが、後がありませんので投資で失敗は許されません。
その為、シニアの投資はFXや商品取引などの様なハイリスク・ハイリターン商品ではなく、不動産をベースにした投資の様なローリスクの投資対象を選ぶ必要があります。
シニアの投資では投資で利益を上げる事はもちろん重要ですが、その前にまず大事な条件として、現在の資産を減らさない工夫をしなければなりません。